昭和其の三

平成も１９年たちました。来年には、社会人一年生として平成生まれが誕生ですね。月日が経つのは早いものです。昭和が遠くなり、より懐かしく感じます。昭和３０年後半から４０年にかけては、今みたいに、土日続けて休みでもなく、勿論、振り替え休日もありません。 小学校時代の春は、おばあちゃんと蕨（ワラビ）ゼンマイ、蕗を取りに行きました。その時、大体韓国・朝鮮人の方が、ワラビを取りにこられていました。売られるのかなあと思っていました。競争です。ワラビをいち早く取るように、頑張りました。今でも、ワラビの味噌汁、炊いたもの大好きです。おばあちゃんは、灰をかけて灰汁抜き（あくぬき）をしていました。竹の子は、家の直ぐ近くに、竹薮があり、長いクワで掘起していました。小さい小学生は上手く掘起せません、途中で竹の子が折れてしまいます。竹の子も、大きなへっいさん（釜）でヌカをいれて、灰汁抜きをしていました。勿論、ガスは無いので、米も灰汁抜きも、柴（シバです、犬では御座いません笑）に火をつけて、薪で炊いていました。薪の燃える炎をじっと見つめていたような気が致します。皆さんも、色々想像して下さい。当方が過した時間が、想像出来ると思います。まだまだ、当方の昭和は続きます。こだわりの酒屋キシモトＭＢ