笹祝便り/平成21年1月

笹祝便りが本日、1月21日（日)に笹祝酒造から届きました。仔細を転記、ご紹介いたします。 ■和らぎ水(やわらぎ水)■今月は、日本酒造組合が提唱している｢和らぎ水｣についてご紹介致します。｢和らぎ水｣とは、日本酒を飲みながら飲む水のことです。｢和らぎ水｣は体にやさしい飲み方です。水を飲むことで、お酒のアルコール分が下がり、酔いの速度がゆっくりと穏やかになります。また、お水でひと呼吸置くので、飲み過ぎないことになります。洋酒にチェイサーという飲み方があるように、日本酒に｢和らぎ水｣という飲酒スタイル、ぜひ試してみてください。｢和らぎ水｣は合間に飲む水で口の中をリフレッシュする為、舌の感覚を鈍らせずに、次の一杯や料理の味を鮮明にし、お酒や肴を一層おいしく味わえる効果があります。(日本酒造組合の資料より) 今年は｢和らぎ水｣で美味しい日本酒と料理を健康的に楽しみましょう!◆笹祝酒造（株）蔵元　笹口孝明 ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!! ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトもばいるでお買求めを!!

笹祝便り/平成20年12月

笹祝便りが本日、12月28日（日)に笹祝酒造から届きました。仔細を転記、ご紹介いたします。 ■菖蒲塚(あやめづか)古墳■日本海側最北端の前方後円墳｢菖蒲塚古墳｣は旧巻町・竹野町の "越王"と呼ばれる場所にあります。古墳の主は、高志深江国の国造(くにのみやつこ)とも阿部一族とも言われています。大和朝廷は"越の国"から蝦夷を追討し、支配圏を徐々に確立していったのですが、高志深江国は、大和朝廷の日本海最北端の前線基地として大きな役割を果たしたのはまちがいのないところです。菖蒲塚古墳の主は、"越王"とよばれるにふさわしいこの時代の威勢を振るった人物に違いありません。それは県内ではこの地方にしか前方後円墳がなく、また"だ竜鏡"や他の副葬品からも極めて身分の高い人だということがわかるからです。菖蒲塚古墳の近くの越後開拓の祖と言われる弥彦の神様がおられます。この地域はその時代の越後の政治と文化の中心地であったと言ってよいでしょう。皆様、今年一年大変お世話になりました。どうぞよいお年をお迎え下さい。 ◆笹祝酒造（株）蔵元　笹口孝明 ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!! ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトもばいるでお買求めを!!

笹祝便り/平成20年11月

笹祝便りが本日、11月28日（金)に笹祝酒造から届きました。仔細を転記、ご紹介いたします。 ■酒呑童子(越後国・国上寺)■日本で最も有名な鬼｢酒呑童子｣は越後国砂子塚(旧分水町) の城主の子として生まれ、｢外道丸｣と名づけられました。外道丸は、乱暴ものでしたが、越後屈指の霊場、国上寺に稚児として預けられ、乱暴も納まりました。外道丸は、類なき美男子であった為、国上寺から弥彦神社への稚児道の往来などに大勢の若い娘さんたちが集まり沢山の恋文を渡されました。しかし仏の道に精進し、一通も封を切らず箪笥の中にしまっておきました。外道丸が16才の頃、彼に恋慕した娘がかなわぬ恋に悩み次々と死んで行きました。娘心の執念を感じ、箪笥を開けたとたん、煙がモウモウと立ちこめ倒れ、気が付いたら恐ろしい鬼の顔形に化していました。外道丸は自分の姿形に気がつくと身を躍らせて天空高く消え去ってしまいました。その後、丹波国(京都府)大江山に移り住み、茨木童子以下大勢の鬼を従えて、自ら｢酒呑童子｣と名乗り、都大路を荒らし最後は源頼光らに討伐されました。 ◆笹祝酒造（株）蔵元　笹口孝明 ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!! ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトもばいるでお買求めを!!

笹祝便り/平成20年10月

笹祝便りが本日、10月29日（水)に笹祝酒造から届きました。仔細を転記、ご紹介いたします。 ■片貝の花火(新潟県小千谷市内)■｢片貝まつりの花火｣は、400年の伝統があり、三尺玉や四尺玉を打ち上げることで有名です。しかし、片貝の花火の本当の素晴らしさは、花火の美しさや豪華さだけではなく片貝の人達の結束力と一人一人の郷土愛の深さだと思います。多くの花火大会は会社や商店の寄付が中心ですが、片貝に花火は地元の人々が中心です。子供の誕生、成人、結婚、新築を祝ったり、厄払いや還暦の記念、更には天国のお爺ちゃんへ家族の近況をしらせるためなど、色々な理由で浅原神社の祭礼に合わせ花火の奉納され打ち上げられます。世界一の四尺玉は直径800メートルもの大輪の花を夜空いっぱいに咲かせ、大きさも音も超怒級の迫力でした。私が一番感動したのは、還暦を迎えた｢トナカイ｣クループの｢大仕掛け大スターマイン｣でした。炎色主体の花火が数え切れない程連続で打ち上がり、これでもう終わるだろうと思っても更に続き、感動し、満悦致しました。花火は毎年9月9日、10日に上ります。◆笹祝酒造（株）蔵元　笹口孝明 ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!! ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトもばいるでお買求めを!!

笹祝便り/平成20年9月

笹祝便りが本日、9月29日（月)に笹祝酒造から届きました。仔細を転記、ご紹介いたします。 ■日本酒度と甘辛■清酒に関心のある方の多くは、｢日本酒度｣という言葉を聞いた事があると思います。｢日本酒度｣は清酒の甘辛を表わす数値としてよく使われます。実は｢日本酒度｣とは、清酒の比重を示すのに便利なように工夫された尺度です。糖分多い酒は比重が重いので、日本酒度計が浮き(－)マイナスを示します。つまり日本酒度のマイナスが大になるほど酒に糖分が多く含まれた甘口ということです。反対に糖分が少ないと相対的に比重が軽いので日本酒度の(＋) プラスが大になるほど辛口の酒ということになります。しかし、実際の味覚では、アルコール度数によっても変化しますし、酸味の多い酒は舌に感じる甘味がが隠され辛く感じたりします。色々な要素がかかわり、日本酒度だけでは甘辛を正確に表わすことが出来ないので一応の目安と考えた方が良いでしょう。日本酒は五味(甘・辛・塩・酸・苦)調和が大切ですが、皆様一人一人の味覚のバランスが異なっておりますので、自分の一番納得できるお酒を見つけるのも楽しみの１つだと思います。◆笹祝酒造（株）蔵元　笹口孝明 ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!!