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心に思うことを有態に吐露する、気ままなブログ!!
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◆神崎宣武・日本酒コラム集、日本酒で乾杯!より転記、ご案内しております。 ◆女性たちの酒古代~中世、そして現在◆現在の女性たちは、大らかにお酒を楽しんでいる。では、昔の女性たちは、どうだったのか。一般には、酒を飲むのははしたない、という印象が強いだろう。たしかに、戦前まではそうであった。たしかに、江戸時代もそうであった。が、それは、男性が上位の軍国主義や封建社会の支配下のこと。社会的な規制があって、女性たちの飲酒が戒められたにすぎない。社会的な規制がさほどなけらば、女性たちも酒を楽しむことができるのだ。現在がそうであるように、江戸時代以前の古代や中世がそうであった。『徒然草』でも、「盃もてる手にとりつき、よからぬ人はさかなを取りて口にさしあて、みずからも食いたる」と女性の酔態に言及している。もちろん、好ましいとも書いていないが、とくにふしだらな行動ともみていなのだ。さらによくわかるのが、絵巻物の類である。たとえば、鎌倉期の『絵師草紙』には、京の絵師の家での祝宴風景が描かれている。男女が同席。畳敷きの主座には家刀自(老女)が座り、大ぶりの坏で酒を飲んでいる。当時の酒席では、1つの坏を順に廻し飲む。男女共飲で場がなごむ。絵師が胸元をはだけさせて円座の上で踊るのを、男たちは手拍子ではやし、女性たちは笑いころげている。大らかなものだ。古代から中世は、女性たちも酒を好んでいた。が、どうもそれは、中高年の女性が多かったようにみてとれる。「無量光院の花、いみじう盛りなれば、(中略)御酒すすめつつ眺めくらしたるに……」これは、平安流日記の「竹むきが記」の一文で、中年を迎えた著者の日野名子と老婦人(名子の伯母)が静かに酒をくみかわして語りあう場面である。もことにつつましくも美しい光景がうかがえる。 ■お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!! ■お酒はこだわりの酒屋キシモトもばいるでお買求めを!!
日本酒に乾杯その四
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