心に思うことを有態に吐露する、気ままなブログ!!
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◆神崎宣武・日本酒コラム集、日本酒で乾杯!より転記、ご案内しております。 ◆「酒文化」再考:日本人の心ー:少し前のことであるが、沖縄でサミットが開かれた時のパーティーで。シャンパンでの乾杯のあと、某国の大統領が、おっしゃったそうな。「この国には、日本酒があるはずなのに。また、この沖縄には泡盛があるはずなのに」関係者はあわてたに相違ない。もっとも、それで、どのような対応をしたかまでは、しかと聞いていないが… このニュースは、一部にしか伝わらなかった。が、もっと大々的にとりあげるべきではなかったか。思えば、戦後の教育を受けた私どもは、欧米志向のあまり自虐的なまでに伝統的な日本を軽視してきたきらいがある。その結果、といってよいだろう。日本酒という優れた「お酒」があるのに、外来酒で乾杯することを漫然と続けながら習慣化させたのである。これでよかったのか、と反省してみようではないか。現在、日本文化の再生が時折の話題になっている。ごく最近ヨーロッパで六年間暮らした女性が帰国して、しみじみ語ったものだ。「しばらく日本に滞在して、神さま仏さまの世界や詩歌や邦楽の古典を勉強したい。あぁ、このお酒、何ておいしんでしょう」一方で、たとえば、国語教育よりも、なお英語教育を大事とする人たちも多い。両方が大事なはずだが、なぜかこのごろの日本人は、白黒をつけたがる。せめて、乾杯は日本酒でいたしましょうよ。乾杯は、いいかえるならば「礼講」。カミと人とが、あるいは人と人とが共飲して契るのだ。三々九度がその代表的な作法だが、簡便には乾杯ですます。それからが、「無礼講」。あくまで、礼講があっての無礼講である。無礼講はご自由に。他の酒を否定するものではない。しかし礼講は、文化伝承として、日本酒にこだわってしかるべきなのだ。■お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!! ■お酒はこだわりの酒屋キシモトもばいるでお買求めを!!
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