心に思うことを有態に吐露する、気ままなブログ!!
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◆神崎宣武・日本酒コラム集、日本酒で乾杯!より転記、ご案内しております。 ◆酒とまつりと日本人:カミに供え、カミと飲む酒◆「お神酒あがらぬカミ(神)はなし」という。日本のまつりでは、酒が不可欠である。まず、カミに供え、そのあとそれを下げて人々が相伴する。酒は、カミとヒトとが「相嘗める」最高のごちそうなのである。その儀式を「直会(なおらい)」という。とくに、同じ甕、あるいは樽の酒を飲む。カミとヒトとの親密な関係。それによって、私たちは、カミへの祈願が通じ、カミからのおかげを授かった、とするのである。直会は、日本のまつりの大きな特色である、といってよい。五十串立て、神酒すえ奉る神主部の、雲聚の玉蔭、見ればともしも(『万葉集』巻十三) 『万葉集』には、この種の歌がいくつもある。もっとも古く、酒は、まつりの日にあわせて造られたことが想定できる。なぜそうなのか、その酒を、米を譲した酒と限らなくてもよいが、以前の歴史的な経緯からして、やはり米の酒が主役である。かつて、米は貴重な食材で、米だけでつくったものは、何よりのごちそうであった。酒に限らず、白い餅も白い飯も、まつりの神餞の最上位に供えられる。なかでも酒は、もっともて手間のかかる工程を経ており、最上のごちそうとされたのである。お神酒を下げての直会が、まだ各地のまつりによく伝わる。現在のところ、ビールやワインを神餞とする例は皆無に等しかろう。が、まてよ。お神酒は神前に供えたままで、はじめからビールをすすめるまつりの後座を最近見たことがある。それは、直会というほどにあらたまった席ではなかったが、年長者の誰もが意義を唱えなかったのは不思議なことであった。 ■お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!! ■お酒はこだわりの酒屋キシモトもばいるでお買求めを!!
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