昭和其の九

平成も１９年たちました。来年には、社会人一年生として平成生まれが誕生ですね。月日が経つのは早いものです。昭和が遠くなり、より懐かしく感じます。小学生の昭和３０年後半から４０年にかけては、今みたいに、土日続けて休みでもなく、勿論、振り替え休日もありません。長いお休みも今日でおしまいですね。雨なのでお家でゆっくりお過ごしのことでしょう。田舎の田んぼが多いところは、雨が降るという事が事前に判ります。蛙が活きよいよくいっせいに大音量で鳴きます。少しすると雨が降ってきます。子供の頃の天気予報士は蛙でした。皆さんも、色々想像して下さい。当方が過した時間が、想像出来ると思います。まだまだ、当方の昭和は続きます。こだわりの酒屋キシモトＭＢ

昭和其の八

春は、色んな草木が、芽生え、新芽を出す季節です。子供の頃、周りには春の香と、小鳥たちのさえずりが充満していました。今よりも元気溢れる春のように感じました。小学校の教科書にツバメが高いビルの屋上に巣をつくり、卵を誤って落としてしまいましたが、地上に卵が落ちるまでにツバメの鄙が孵り一命を取り留めたと言うお話があったような気が致します。随分高いビルが世の中には在るもんだと、思っていました。今後も当方の昭和は続きます。こだわりの酒屋キシモトＭＢ

昭和其の七

今、昭和がブームです。ALWAYS三丁目の夕日のヒットが引金だと思います。段階の世代の方が思い出多い時代だと感じました。昭和は昭和元年から昭和６４年まで続きます。何も昭和３３年、３４年だけが昭和では御座いません。過ぎ去った時代はよく感じるものです。当方が子供の頃の事を綴っているのは、懐かしい思いと、今の平成をバーチャル体験の世界だけでなく、実際に色んな形で、体験してほしいと伝えたいだけです。危ないから駄目だ駄目だ、可哀想だから駄目だと思わずに、体験することは重要です。疑似体験では、何も見えてきません。今は、時代が違うという、ご意見も御座いましょうが、当方はやっぱりアナログ体験重要派です！！こだわりの酒屋キシモトＭＢ

昭和其の六

子供の頃、春の田んぼには、水澄まし、ゲンゴロウ、タガメ、そして、ドジョウ、色んな生き物が、元気よく泳いでいました。勿論、おたまじゃくしも大量に発生していました。捕まえて散々遊びました。子供は、なんでも興味があり、かえるにも、悪さをしました。子供は、小さい悪魔ですね。悪いと言うことを判る為に、小さい時に残酷なことをするのだと思います。悪い事をしたと思わずに・・・大人は、死を実感する。子供は死ぬということすら考えない。今の子供は、死を実感しているような気が致します。これはいけない！！こだわりの酒屋キシモトＭＢ

昭和其の五

子供の頃、家の牛舎には、可愛い目をした和牛が一頭いました。山及び田んぼに行くのに、牛に蔵をつけて其の上にのって、行ったような気が致します。牛の円らな目が大変可愛かったことを思い出します。声もモーモーと可愛い声でした。時たま小学校で牛の爪きりがありました。村中から沢山の牛が集まりモーモーと賑やかでした。農耕に関東以北では、馬お使い。関西以南では牛を使ったようです。今では、牛も馬も見かけないですね。トラクターで田んぼを耕しています。動物と生活が密着していた大らかでのんびりした時代でした。皆さんも、色々想像して下さい。当方が過した時間が、想像出来ると思います。まだまだ、当方の昭和は続きます。こだわりの酒屋キシモトＭＢ