笹祝便り/平成22年3月№40

笹祝便りが本日、3月31日（水)に笹祝酒造から届きました。仔細を転記、ご紹介いたします。 ■独往の初夏｢会津八一｣(新潟市出身、1881-1956)◆会津八一(あいづやいち)は秋艸道人(しゅんそうどうじん)と号し、すぐれた東洋美術史学者でもあり、類まれな歌人であり、また独往の書家でもありました。新潟市の古町通り生まれ、中学校在学中に地元新聞に俳論を連載、大学卒業後恩師坪内逍遥に招かれ、後に早稲田大学文学部教授になって東洋美術史を講じました。八一の学問的領域は他に英文学、俳諧史、民俗学等広かった。歌人としての八一は、歌壇とは終生没交渉で自らの歌の系譜を万葉集－良寛－正岡子規-会津八一であるとしている。その歌の調べを斉藤茂吉らも高く評価していた。八一の書は、中国古代文学から始まる名跡を研鑽し、独自の書を創り上げたものです。 (会津八一記念館資料より)空襲で自宅：秋艸堂が全焼し、新潟市に帰郷してからの十年間は専ら書の道に精進し、数多くの作品を残しました。(実は私の祖父は八一とは遠い血縁関係にあり、幾つかの作品が伝わっております。) 八一は新潟日報の前身｢夕刊ニイガタ｣を創刊し、新潟大学設立に協力し、新潟市名誉市民となっています。会津八一は郷土の文化振興に力をつくした新潟県が生んだ偉人の一人だと思います。 ◆笹祝酒造株式会社　蔵元　笹口孝明 ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトでお買求めを!! ◆お酒はこだわりの酒屋キシモトもばいるでお買求めを!!